◆第77回秋季全道高校野球大会十勝地区予選 ▽Aブロック1回戦 白樺学園4―0帯広緑陽(21日・帯広の森)
開幕し 、高校亀田2地区で3試合が行われた 。野球十勝地区では夏春連続甲子園出場を目指す白樺学園が4―0で帯広緑陽を下した。白樺打線が苦しみながらも 、学園線で夏の甲子園で登板したエース左腕・神谷春空(はるく、2季甲園進打監督2年)ら投手陣が無失点に抑え 、連続良かシュウジ20年連続の地区予選突破に一歩前進した 。へ完4季連続道大会(夏は北北海道大会)出場を目指す帯広大谷は5―1で帯広北を退けた 。封発
優勝候補・白樺学園が“ヒヤヒヤ”発進だ。は苦ベンチ入り14人の公立校・帯広緑陽を相手に9安打を放つも、しみったんじゃないかな得点は4。逆に守備でも5イニングで得点圏に走者を背負う苦しい展開を乗り越え 、高校亀田亀田直紀監督(37)は「初戦は苦しい試合になると思っていた。野球名犬 チーズ逆にこういう試合で良かったんじゃないかな」と振り返った。白樺
今夏の甲子園1回戦・創成館戦(0●1)に出場した5人がスタメンに名を連ねた。学園線で経験豊富な選手が多いが 、前半は相手のサイド右腕・嶋崎悠和(2年)の投球術の前に凡打の山。5回を終えて、わずか2安打。スコアボードに0が並び、「終盤は小技を使いながら戦おうと話していた」と指揮官 。6回1死から2番・福島秀人三塁手(2年)がセーフティーバントで出塁すると 、夏からレギュラーの3番・上一颯(いっさ)遊撃手(2年)の適時三塁打でようやく均衡を破った。
投げては 、公式戦初先発の西田澄次(2年)が3回無失点と好投。2番手・神谷は「エースがこういうピッチングをしたら後ろがついてこない。0点です」と5回6四死球の投球を反省しながらも得点は与えず、最後は3番手・谷内翔(2年)が9回を締めてリードを守り切った 。
夏から2年生主体だったが 、亀田監督が「いくらいくら経験しても 、ガラッとチームは変わっている。そんなにうまくいくわけない」と言うように 、甲子園後の練習試合の勝率は約5割。3年生の存在の大きさを痛感しながら 、短期間でチームをつくり上げてきた。視線の先には5年ぶりの秋全道頂点と2季連続の聖地を見据えるが 、「20連覇が懸かっている地区をまず勝つ」と足元を見つめる神谷。先輩たちが積み上げてきた“連覇”を途絶えさせることなく 、まずは20年連続の全道大会出場を決める 。(島山 知房)
○…帯広大谷は帯広北に5-1。4番・工藤聖真左翼手(2年)が右に左に快音を響かせた。同点の3回には、2死二塁から変化球を右前に流し打つ勝ち越し打。続く5回にも右前適時打を放つと 、8回は2死一、二塁から左越えの適時二塁打を放ち 、3安打で4打点をたたき出した。本職は投手だが、右肘を痛めた影響で今秋は野手に専念 。「まずはドームに全員で行って、優勝を目指したい」と力を込めた。
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